凛として飄々

樹木希林さんのお姿が見たかったので、映画「日日是好日」を観に行きました。

近年「ぴったんこかんかん」での希林さんが印象に残っています。どこか凛として、飄々としたしなやかな雰囲気が素敵だなと、思っていたところへの訃報に思わず涙が出ました。映画での役柄はお茶の先生で、「凛としてしなやか」私の思うイメージのままの希林さんの姿がより一層身近に感じられました。かっこよかった。

原作「日日是好日」で希林さん演じるお茶の先生「武田のおばさん」について、何とも言えない身ぎれいさや、ものに動じない人柄が…と語られています。私のめざすところです。

2019年封切りの希林さん企画・出演の映画「エリカ38」がとても楽しみです。

 

さて「日日是好日」(にちにちこれこうじつと読む)とは、私たちは一般的に、今日はよい日・悪い日という判断を優劣・損得・良いこと悪いことなどにとらわれたものさしで判断をして生きています。

日日是好日とは、そんなこだわり、とらわれを捨てて、その日一日をただありのままに生きる。「好」 はこれで「よし」という積極的に生きる決意。

山あり、谷ありの人生のどんな日も、ただひたすら、ありのままに生きれば、

全てが好日(こうにち)だとのことです。潔いですね。

「今ここにしかない自分の存在をあるがままに感じて、今日一日を生きる」

 

かけがえのない自分、あなたでないと生きることができないあなたの人生をたいせつにしてください。