コロナの時に⑧奇跡のような命

私たちの命は、およそ3億の精子の中でひとつだけが卵子と結びついて誕生します。3億分の1の確率という奇跡的な出会いです。そこからお母さんの体の中で9か月あまり育てられ、この世へ生まれてきます。私たちの誕生は、それはそれは原始的で神秘的なことです。あなたもあなたの周りの人たちも、同じようにして生まれてきました。世界では1日あたり800人もの女性が妊娠や出産が原因で、命を落としていると聞きます。日本では想像できないことです。生まれ、存在していることをあたりまえのように思っていますが、そうではないのですね。ひとりひとりが奇跡のような命を与えられて生きています。

祖母から教えられたこと

 

私が幼い時、祖母が言いました。

「神さまがいるかいないか私にはわからない。でもあなたは木の股から生まれてきたわけではない。親の股から生まれてきた。だから確かにご先祖さんはおられる」のだと。幼いながらに、改まった気持ちで聞いていた記憶があります。

確かなこと

枡野俊明氏は『自分はひとりで自立して生きていると感じているかもしれませんが、私たちには両親がいます。その両親にはそれぞれ二人ずつ四人の親がいます。そうして十代さかのぼると、1,024人、二十代さかのぼると、100万人を軽く超えるご先祖様がいるのです。』と書かれています。

(枡野俊明著「心配事の9割は起こらない」より引用)

気の遠くなるような数ですが、確かに親から子、子から孫へと命のリレーで脈々とつながり、私たちは今、ここに存在しています。

忘れないでほしいこと

自分と同じ人はこの世に誰ひとりとしていません。

自分はこの世でかけがえのない存在としてここにいるということ。また自分の周りのどの人もかけがえのない存在としてここにいるということ。あなたの存在そのものが尊いということに意識を向けてみると、物事に対して少し違った見方ができることもあるのではないでしょうか。

親のことも親という役割を外して、自分をこの世に送り出したひとりの人としてみると、またひとつ気づくことがあるかもしれません。

気づきに欠かせないこと

人生は気づきの旅です。気づくことで日々の選択が変わり、人生は変わっていきます。

私は自分が幸せだと思う時、人がしてくれたことに目が向きます。

周りに対する感謝の気持ちは、私の気づきの源となっています。