コロナの時に⑤

二条城 夏季特別ライトアップ2020

上記の写真は、新型コロナウイルスの終息を願って、万華鏡をモチーフとした大きなカレイド花火が水面に反射しながら次々と打ち上がる、二条城の内堀での様子です。

あなたの人生観は?

あなたは人生にどのような意味や価値観や目標といったものをもっていますか?

確固たる人生観をもって生きてきたという人もいるでしょうし、

人生の意味や価値観や目標といった人生観を意識せずにきた人もいるでしょう。

 

私たちは常に選択、選択の連続の中で生きています。

人生は選択によってつくられていきます。

「こころのまいはうす」のカウンセリングのベースには、「楽に生きてほしい」との思いがあります。「楽に生きる」とは、なんの努力もせずに怠けて生きていくということではありません。

例えば仕事の手を抜いて、楽をしようというような生き方ではありません。

楽に生きる

「楽に生きる」とは

   自分の思うようにならないということ、つまりそれが悩みの元、ストレスの元だと知ること。

 

   その思うようにならないことは、

自分で変えられることなのか、

諦めずに目標とすることなのか。

または

自分で変えられないことなのか、諦めなくてはならないことなのか。

どちらなのかを自分の中で見極める。

 

   自分で変えられないことは、変えられないと受け入れる。

現実をしっかり見て、初めて手放せます。

 

   自分で変えられることは勇気をもって変えていく。諦めない。

 

  流れは、現実をしっかり見て、見極め、決めるということです。

ここに書いたことは、言うは易し行うは難しなのかもしれませんが、人生で迷うこと、悩むことは人には付いてまわるものです。悩みを抱えたこころを楽にしていかないと、苦しいこころを抱えて、クヨクヨと同じところを行ったり来たり、グルグル同じことを考えてしまう、つまり悩んでしまうんです。なかなかそこから抜け出せなくて。悩むことにとてもパワーを使っています。しんどいことです。苦しいですよね。

自分の弱さはあって当然

 人はそんなに万全でも、強くもないので、自分の許容量を超えてしまうと、自分の行き場のない思いや気持ちを、誰かぶつけやすい人にぶつけてしまいます。大抵が自分より立場の弱い人にぶつけます。

そうなると人間関係もうまくいかないという悪循環に陥ってしまいます。ぶつけられた方も傷つきます。それは、あなたが苦しいだけでなく、人として、してはいけないことでもあるのです。でも我慢に我慢を重ねると、自分がパンクしてしまいます。「こんなはずではなかった…」と自分にがっかりすることにもなりかねません。

そうなる前にこころを楽にしてほしいです。

役立つもの

冒頭のあなたへの人生観の問いかけは、「楽に生きる」のにとても役に立つものです。自分の人生観をしっかりと持っていると、「自分の望みがわかっている」ので、目標を「決める」ことができます。自分の人生観に従って、または人生観の幅の範囲で人生の選択を決めていけます。何かあるたびにどっちを選択するか、どれを選択するかをそれほど思い悩むことがなくなります。

何を選ぶのか、何を選ばないのか。究極の選択は、何を捨てて、何を捨てないかの選択です。

 

人生の選択がブレることが少ないと、後悔することも少なくなるのではないでしょうか。

 

決めることのたいせつさ

 迷い、悩む時も自分の人生観に沿って、自分の望みに向かって

   こうすると決める。決めることは、パワーの要ることであり、パワーが出てくるところでもあります。

なぜなら、決断するには意思が要りますが、決めた後は困難があっても、乗り越えやすいからです。

   決めることで人生の道すじがいくつか見えてきます。

   決めたことに対して、どの道を進むのが一番いいのかを選択していく。

 

選択肢が絞られると、迷うことは少なくなり、最もよい結果を手に入れられる選択ができると思います。

 

悩みそのものも悩みですが、人はどうしたらいいかわからない、決められないことで悩んでいることも多いのではないでしょうか。それでは、自分の人生の舵取りを自分でできないことになります。

決めることを積み重ねていくと、自分を信じる力が出てきます。そうなると自信も持てるのではないでしょうか。

あなたへの問いかけです。

人生はそんなにしんどい思いをして、生きていくものでしょうか?

そして、

私からあなたへのメッセージです。

人生はそんなにしんどい思いをして生きていかなくてもいいのではないでしょうか。

あなたは、あなたの人生観をしっかりと持っていますか?

自分の人生の舵をしっかりと握って進んでいますか?