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皆さんにおなじみのバージニア・リー・バートンの絵本「ちいさい おうち」です。
あらすじは…
静かな田舎町に、小さいけれど頑丈な「ちいさいおうち」がありました。ちいさいおうちはのどかな田舎町で移り行く季節や空、子どもたちの姿を楽しんでいました。
ちいさいおうちは遠くの街の明かりを見ては、街に思いを馳せていました。やがて時代の流れと共に開発が進み、ちいさいおうちのまわりもすっかり街になっていきます。
高層ビルが建ち並んでいってもそれでもちいさいおうちはそこにありました。古くなったものの頑丈なまま建っていました。
ある日ちいさいおうちの前を通りかかった女の人が、ちいさいおうちがおばあさんの家だったことに気がつきます。女の人はご主人とちいさないえを田舎に移して子どもたちと住むことにしました。
ちいさいいえはもう寂しくはありませんでした。
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子どもの頃、本を読むことがほとんどなかった私ですが、数冊とてもお気に入りの本がありました。その中の1冊が「小さな家」です。
私にとっての「ちいさないえ」は、左のディズニーの絵本です。主人公の「ちいさないえ」が表情豊かに描かれている絵本が大好きでした。本棚にディズニーシリーズがたくさん並んでいる中で、「シンデレラ」と「ちいさないえ」しか読んだ記憶がありません。ひょっとして、最初は誰かに読み聞かせをしてもらった2冊なのかもしれませんね。
最近、私がやっと手に入れた講談社の「小さな家」は、昭和43年1刷発行となっています。残念ながら、私が読んだ昭和30年代当時の絵本は、おそらくもう見ることができません。
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一番印象的なページです。
燃える炎と背景の火の粉と煙の暗さが怖かった。でも「ちいさないえ」は不思議と燃えずに残ります。どれだけほっとしたことでしょう。子どもの頃の私は、きっと「ちいさないえ」になりきっていたに違いありません。
あらすじは似ているのですが、火事の場面は、バージニア・リー・バートンの絵本「ちいさいおうち」には出てきません。